地 域 気 象 観 測 (アメダス) 資 料




観測地点情報


全国の約1300観測所の番号、名称、緯度、経度、観測種目の情報は、本DVDの[ \amedas\amdmaster.index ]に収録されています。



観測種目と測器


観測している種目と使用している測器は、次に示すとおりです。
なお、観測所の中には、降水量のみの観測所、積雪の深さを観測していない観測所があります。

観 測 種 目 使 用 測 器
降水量 転倒ます型雨量計
風向、風速 風車型風向風速計
気温 電気式温度計
日照時間 太陽電池式日照計または回転式日照計(地上気象の観測所は太陽追尾式日照計)
積雪の深さ 超音波式積雪計または光電式積雪計



観測時刻と観測単位

2008年3月26日から2010年6月1日にかけて、順次、アメダスデータ等統合システムによる観測への移行を行い、移行したアメダス観測所については観測方法が一部変更になりました。

【アメダスデータ等統合システムへ移行したアメダス観測所】

観測時刻は、10秒ごとに連続的に観測しており、日界は24時です。
降水量  :0.5mm刻みで観測しています。
風向  :前10分間の平均風向を16方位で表わしています。(01:NNE、02:NE〜 15:NNW、16:N)
  ただし、その時の平均風速が0.2m/s以下の場合は「00(静穏)」。
風速  :前10分間の平均風速を0.1m/s単位で観測しています。
気温  :0.1℃単位です。
日照時間  :1分単位です。但し時別値は、0.1時間単位で表わします。
積雪の深さ  :1cm単位です。

【アメダスデータ等統合システムに移行する前のアメダス観測所】

観測時刻は、10分毎で、日界は24時です。
降水量  :2008年3月26日以前は0.5mm単位で観測して、10分値以外は1mm単位で表していました。2008年3月26日以降はすべて0.5mm単位で表しています。
風向  :前10分間の平均風向を16方位で表わしています。(01:NNE、02:NE〜 15:NNW、16:N)
  ただし、その時の平均風速が1m/s未満の場合は「00(静穏)」。
風速  :前10分間の平均風速を1m/s単位で観測しています。
気温  :0.1℃単位です。
日照時間  :2分単位です。但し時別値は、0.1時間単位で表わします。
積雪の深さ  :1cm単位です。



統計の方法

アメダスデータ等統合システムによる観測への移行に伴い、2008年3月26日以降、アメダスデータ等統合システムへ移行したアメダス観測所の統計方法が一部変更になりました。
統計には、毎正時、毎正10分、1分および日別の値を用いています。 【積雪資料については、こちら参照】


【アメダスデータ等統合システムへ移行したアメダス観測所】

時別値

降水量と日照時間は、前1時間の毎正10分値の合計、風向・風速は前10分間の平均値、気温は正時の瞬間値を、それぞれ毎正時の観測値とし時別値としています。

N時間降水量
 10分ごとに、前1,2,3,6,12,24,48,72時間の合計値を計算しています。

日別値

(1)日の合計値
降水量:1〜24時までの時別値を合計しています。
日照時間:可照時間の時別値を合計しています。

(2)日平均値
平均風速:毎正10分(0時10分〜24時までの144個)の10分間平均風速の平均を求め、小数第2位を四捨五入しています。
平均気温:1〜24時までの時別値の平均を求め、小数第2位を四捨五入しています。

(3)日の極値
最高(最低)気温:その日の10秒ごとの観測値の中で最も大きい(小さい)値です。起時は1分単位としています。
最大1時間降水量:その日の1分ごとの観測値の中で最も大きい値です。
最大10分間降水量:その日の1分ごとの観測値の中で最も大きい値です。
最大N時間降水量:その日10分値(0時10分から24時までの144個)の中で最も大きい値です。
最大風速:その日の1分ごとの観測値の中で最も大きい値です
最大瞬間風速:0.25秒ごとに前3秒平均値を作成して瞬間風速とし、その日の最も大きい値です。
最多風向:その日の毎正時値(01時から24時までの24個)のうち風向別度数の最も多いものです。

ただし、最多風向が2つ以上ある場合は、その両側の風向を加えて多い方とし、それでも同じ場合は、NNE(北北東)を1、NE(北東)を2・・・・NNW(北北西)を15、 N(北)を16として、数の大きい風向を最多風向とします。
静穏(00)が最多の場合は、次に多い風向を最多風向とします。

暦日半旬別値

各月を1日から5日ごとに区切ります。第6半旬は月の日数により長さが異なります。日別の値を用いて統計します。

月別値

当該月の1日から末日までの1か月について行います。日別の値を用いて統計します。


【アメダスデータ等統合システムに移行する前のアメダス観測所】

時別値

降水量と日照時間は、前1時間のメータ値の差、風向・風速は前10分間の平均値、気温は、正時の瞬間値を、それぞれ毎正時の観測値とし時別値としてます。

N時間降水量

10分ごとに、前1,2,3,6,12,24,48,72時間の合計値を計算しています。

日別値

(1)日の合計値
降水量:1〜24時までの時別値を合計しています。
日照時間:4〜20時までの時別値を合計しています。

(2)日平均値
平均風速:1〜24時までの時別値の平均を求め、小数第2位を四捨五入しています。
平均気温:1〜24時までの時別値の平均を求め、小数第2位を四捨五入しています。

(3)日の極値
最高(最低)気温:その日の10分値(0時10分から24時までの144個)の中で最も大きい(小さい)値です。
最大N時間降水量:その日の10分値(0時10分から24時までの144個)の中で最も大きい値です。
最大風速:その日の10分値(0時10分から24時までの144個)の中で最も大きい値です。
最多風向:その日の毎正時値(01時から24時までの24個)のうち風向別度数の最も多いものです。

ただし、最多風向が2つ以上ある場合は、その両側の風向を加えて多い方とし、それでも同じ場合は、NNE(北北東)を1、NE(北東)を2・・・・NNW(北北西)を15、 N(北)を16として、数の大きい風向を最多風向とします。
静穏(00)が最多の場合は、次に多い風向を最多風向とします。

暦日半旬別値

各月を1日から5日ごとに区切ります。第6半旬は月の日数により長さが異なります。日別の値を用いて統計します。

月別値

当該月の1日から末日までの1か月について行います。日別の値を用いて統計します。