ｾﾞﾝｺｸｼﾞﾖｳﾎｳ1 ｷｼﾖｳ
大雨と雷及び突風に関する全般気象情報　第２号
平成２１年７月２４日２０時５０分　気象庁予報部発表

（見出し）
九州北部地方では、福岡県と佐賀県を中心に１時間に１００ミリ以上の猛烈
な雨が降っており、記録的な大雨となっています。２５日にかけて、局地的
に雷を伴った猛烈な雨が降るおそれがあります。重大な土砂災害や低地の浸
水、河川の増水・氾濫に厳重に警戒して下さい。

（本文）
［気圧配置の予想］
　梅雨前線は対馬海峡付近に停滞しており、前線上の低気圧がチェジュ島付
近を東北東に進んでいます。前線に向かって非常に湿った空気が流れ込んで
おり、前線の活動は活発になっています。
　梅雨前線は２５日朝にかけて対馬海峡付近に停滞し、その後はゆっくり南
下するでしょう。２５日にかけても活動の活発な状態が続く見込みです。
　
［防災事項］
　九州北部地方では、福岡県と佐賀県を中心に雷を伴って１時間に１００ミ
リ以上の猛烈な雨が降っている所があり、土砂災害や洪水の危険度が高くな
っています。
　九州北部地方を中心に、２５日にかけても局地的に１時間に８０ミリ以上
の猛烈な雨の降る所があるでしょう。
　２５日２１時までの２４時間に予想される雨量は、いずれも多い所で
　　九州北部地方　　　　２５０ミリ
　　四国地方　　　　　　１８０ミリ
　　中国地方　　　　　　１５０ミリ
　　九州南部　　　　　　１２０ミリ
の見込みです。

　土砂災害や低地の浸水、河川の増水・氾濫に厳重に警戒して下さい。落雷
や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。

［補足事項］
　地元気象台の発表する注意報・警報・気象情報に留意して下さい。
　次の「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報」は、２５日５時頃発表の
予定です。=