ゼンパンテンコウ1 キシヨウ 北・東・西日本の長期間の高温と少雨に関する全般気象情報 第1号 平成24年8月24日15時00分 気象庁発表 (見出し)  北日本から西日本にかけて、7月下旬後半から気温が平年を上回る日が多 く、東北地方と東日本では少雨の状態が続いています。これらの状態は、今 後2週間程度は持続する見込みです。農作物や水の管理、熱中症など健康管 理等に十分注意してください。 (本文)  北日本から西日本にかけては7月26日頃から太平洋高気圧に覆われて、 晴れて暑い日が多くなっています。8月上旬終わりから8月中旬前半にかけ て気圧の谷や前線の影響で、一時的に暑さは和らぎましたが、8月16日頃 からは、太平洋高気圧が日本の東海上で強まり本州付近に張り出したため、 残暑が厳しくなっています。また、東北地方と東日本では7月下旬後半から 少雨の状態が続いています。  今後2週間程度も、本州付近は太平洋高気圧に覆われるため、北日本から 西日本にかけては気温が平年より高く、かなり高くなる可能性が大きくなっ ています。また、東北地方から東日本では、少雨状態を解消するようなまと まった雨の降る可能性は小さく雨の少ない状態が続く見込みです。  高温・少雨の状態が続くことにより影響が広がるおそれがありますので、 農作物等や水の管理、熱中症など健康管理に十分に注意してください。  平均気温と降水量(7月26日から8月23日まで)(速報値)            平均気温(度)  平年差(度) 仙台           26.2    +2.0 東京           29.0    +1.6 新潟           27.9    +1.2 名古屋          28.7    +0.8 大阪           29.7    +0.8 広島           29.6    +1.2 福岡           29.5    +1.2            降水量(ミリ)  平年比(%) 仙台           24.5      18 東京           25.0      17 新潟           23.0      19 =